スタッフブログ

2020/01/04

先行申し込みと先行契約に関して

先行申し込みや先行契約って何ですか?
という質問を多々頂くのでこちらで説明いたします。

簡単に表すと

先行申し込みは内見後にキャンセルが可能!

先行契約は内見前に契約を行うので内見後にキャンセルは不可!


なぜ先行申し込みや先行契約があるのかを詳しく説明していきます。

 

まず、賃貸物件が募集に出るのは新築で物件が建った時と、今の入居者が退去するときです。

 

新築物件の場合は完成から数か月前には間取りや賃料は決まっていますし、今の入居者が退去するためには1ヶ月前や2ヶ月前に入居者から管理会社に退去予告が出るのが一般的です。

 

管理会社はもちろん次の入居者が早く決まった方が良いので、現入居者から退去予告が出た後すぐに新しい入居者を募集します。新築物件は間取りや完成日時、賃料が決まったら募集します。

 

なので、1ヶ月や2ヶ月先の空き予定物件(完成予定物件)というのがネット上にも出てきます。


もちろん入居者が退去するまでは内見はできません。新築物件も完成するまでは内覧会がある場合もありますが内見出来ません。

 

管理会社としては現在の入居者が退去する前に次の入居者が決まっていれば空室期間が少なくなるので安心ですよね!

 

そのように考える管理会社は先行契約してくれるお客様がいればその方で契約してしまいます(もちろん審査はあります)。

 

ただ、内見をしていないのでお客様から入居後にイメージと違った、設備(主にエアコン等)が思っていたのと違う(古い)。等のクレームや要望を貰うこともあり得ます。

 

それはちょっと面倒だな。と考える管理会社は先行申し込みにして内見後に契約するかキャンセルするか選べる方法を取ります。
内見までに審査は行いますし、人気物件だと2番手、3番手と申し込みが入るので管理会社としても退去後の募集開始よりは空室期間の短縮になったり、安心材料にもなるのでメリットはあります。

 

お客様側からすると気になるのはキャンセルして違約金はかかるのか?ということが1番かと思いますが、先行申し込みの場合はキャンセルしても違約金はかかりません。

先行申し込みすることにより通常の申し込みと同じように申込書を記入したり、保証人(緊急連絡先)に許可を得たり、身分証明書を提出したりと少し手間はかかりますが物件を仮抑えできるというメリットを優先する方が多く、先行申し込み可能な物件は先行申し込みが入ることがほとんどです。

 

メールでお問い合わせをして、会ってもいないのにいきなり先行申し込みを促されると『えっ!?怪しいのではないか!?』と考える方もいらっしゃると思いますが人気の物件はすぐ決まってしまいますし、1月~3月は人気物件以外でも募集当日に決まってしまうことが多いので先行申し込みはお勧めです。

不安を少しでも拭うためにメールだけでなく電話してみたり、時間があれば不動産屋さんに行って対面して話を聞くこともお勧めです。

 

長々と説明しましたが何となくわかりましたでしょうか?

わからない点はお電話頂ければご説明致します。


【先行契約】

メリット
・良い物件を決めることが出来る。
(物件限定で探している方や不動産会社に勤務している者は先行契約の物件でも安ければ決めてしまうことが多いので意外とすぐになくなります)
・物件決定から入居まで余裕があるので現住居と重なる賃料が少なくなったり、余裕をもって引越しの計画をたてられる。

デメリット
・内見していないのでイメージと違う場合がある。


【先行申込】


メリット
・良い物件をキープできる
・退去迄の間に周辺環境を調べたり、その他の物件を検討したりじっくり探せる
・キャンセルしても違約金がかからない

デメリット
・申し込み手続きの手間がかかる
・先行申し込みの物件はすぐにお申し込みが入るので即手続きしないと取られてしまう。

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